一時的ストーマの経験を持つ、フリーアナウンサー中井美穂さんのインタビュー、
オストメイトやストーマの説明、オストメイトに関するQ&Aなど、
一般の方にわかりやすくまとめました。
ブーケのメンバーでもある、真山亜子さん（声優）のメッセージも掲載しています。

この小冊子は、様々な機会を利用して、配布活動を行っていきたいと思います。
一人でも多くの方にオストメイトを知ってもらい、
オストメイトへの理解が進むきっかけとなればうれしいです。

こちらからダウンロードして見ることができます。
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複数購入割引について
・2冊以上ご希望の場合は、1冊増えるごとに30円プラスしてください。
　例: 5冊希望の場合・・・150円＋4冊×30円=270円
・ストラップと一緒にご注文いただく場合は、ストラップ1個＋冊子1冊=400円　となります。

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※この冊子は公益財団法人正力厚生会の助成金で作成しました。

最近は、オストメイト対応トイレが増えてきました。その利用の実態は、普段から利用している、またはいつもは普通のトイレでも漏れなど緊急時に利用している、など様々です。排泄物の処理や外出先での装具交換等、オストメイト対応トイレを利用することは、その設備が必要であるためです。しかし中には、身障者用トイレやオストメイト対応トイレを利用したオストメイトが、見た目ではわからないため、『なぜあの人がこのトイレを使うのか？』と白い目で見られたり、注意をされたり、中には使用中にドアの外から『長すぎるんじゃない？何をしているのかしら』とノックされ、慌てて処理を終え出てきたところ、『あなたが使うトイレじゃないでしょ？』と怒られたという人もあります。身障者手帳を出して説明するといいのかもしれませんが、相手もトイレに早く入りたいわけですから、そういうわけにもいきません。私たちは会員から届くたくさんの声に対して、なんとかできないものかとずっと思い続けていました。
そこで実感するのは“オストメイトって知られてない”ということ。では知ってもらおうと、2013年に“オストメイトマークストラップ”の作成を決め、約1年をかけて試行錯誤の上、2014年4月に完成しました。

デザインは、片面はピンク地に白抜きの『オストメイトマーク』、もう一方には白地に『ハートプラスマーク』と『見えないしょうがいがあります』というメッセージを入れシンプルにしました。バッグなどに下げておき、外出先でオストメイト対応トイレや身障者用トイレを使いたいときさりげなく見せることができます。また、トイレを使おうとして非難されたり、注意されたりしたときに、“このトイレが必要なんです”と示したりすることができます。電車などで優先座席を利用する場合にはハートプラスマークが見えるようにし、“この人はこの席が必要なんだな”と周知できるのではないかと思います。いずれにしろ法的なマークではありませんので、理解が得られない場合も考えられます。そのようなことを踏まえたうえでご利用いただけたらと思います。

一人でも多くの方が、このストラップを使ってくださることによって、オストメイトの社会的認知が広がり、オストメイトへの理解が進むことを願っています。